国際交流基金巡回展「写楽再見展」の開催について
２０１２年４月２７日
在青島日本国総領事館
５月５日（土）から１４日（月）まで、日中国交正常化４０周年記念行事として、「写楽再見展」（主催：国際交流基金、在青島日本国総領事館、青島市人民政府外事弁公室、青島市文学芸術連合会、共催：青島出版芸術館）を青島出版芸術館（住所：青島市徐州路７７号、開館時間：９：００～１７：００、入場料無料）で開催します。
今般、当地で開催する「写楽再見展」は、歌舞伎役者を描いた独特の大首絵によって内外から高い評価を得ている東洲斎写楽をテーマとし、日本の今日の作家がこの傑出した浮世師を自由に解釈して制作したポスター、絵画、立体作品等を展示するものです。展覧会は、「復刻版・写楽大首絵」、「グラフィック写楽」、「写楽へのオマージュ」の３部門の構成となっています。
２００年前に江戸（現在の東京）で活動を行った写楽に対し、本展覧会では、表現領域も世代も異なる日本のグラフィック・デザイナー２８人と美術作家１１人が今日の視点から自由に再解釈を試み、各々が柔軟な着想と確かな表現に基づく作品を寄せています。参加作家による写楽への豊かなアプローチとそのパーソナルな解釈は、この特異な浮世絵師の魅力と先進性を再認識させてくれるのみならず、浮世絵師とグラフィック・デザインと現在の美術の興味深い共鳴の様を提示しています。
同展覧会を通して、より多くの青島の友人の皆様に日本に対する理解を深めて頂ければと思います。
住所：青島市徐州路７７号
電話：０５３２－８５８３－０２５７
公共交通機関（バス）：２２３、３１８、３７４、２２４、３２２、３１９ 「江西路」下車、
または、２０２、１２５、２２０、６０４、２１８、２２２、３７０、２２「山東路」下車路站下车