【山東省及び青島市週報】2017年6月10日~2017年6月16日

平成29年7月7日
I.山東省関連
1.2017年1月~5月山東省輸出入概況
●2017年1月から5月の間、山東省輸出入総額は7276.2億元、前年同期比26.1%増。このうち、輸出額は3913.7億元、同16.9%増、輸入額は3362.5億元、同38.9%増。青島、煙台の輸出入額が全省の4割強を占めた。(6月10日付『大衆日報』)
 
2.ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)グローバル副総裁が山東省訪問
●9日、張江汀・青島市党委書記は、HPEグローバル・ビッグデータ応用研究センター着工式に出席のため、青島市を訪れたHPEグローバル副総裁と会見した。双方はビッグデータ、知能科学技術、モバイルインターネット、クラウドコンピューティング、loT等の分野における協力促進について意見を交わした。(6月10日付『青島日報』)
●9日、龔正・山東省長は、HPEグローバル副総裁と会見した。龔省長は、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoT等の分野における協力、ウィンウィンの実現を希望する旨発言した。王華・省政府秘書長が同席した。(6月11日付『大衆日報』)
 
3.第十一期山東省党大会が開幕
●13日、同大会が済南市で開幕された。劉家義・山東省党委書記は第十期山東省共産党委員会を代表して同委員会業務報告を行った。905名の党代表及び280名が出席した。(6月14日付『大衆日報』)
 
4.2017年1~5月山東省の工業概況
●山東省統計局によると、2017年1月から5月に同省の一定規模以上の工業の付加値は、前年同期比7.6%増、全国平均成長水準より0.9%上回った。先端装備製造、情報、新材料等の新興産業が主要な成長牽引力であり、新旧動力エネルギーの転換は順調に進んでいる。(6月16日付『大衆日報』)
 
 
II.青島市関連
1.「科学号」が青島に帰港
●9日、中国科学院海洋研究所の遠洋科学調査船「科学号」が青島に帰港した。今次航海では、4月6日の出港から62日間にわたり、西太平洋及びヤップ海溝における任務に連続して従事した。(6月10日付『青島日報』)
 
2.海洋国家実験室がNPOCE2017年総会を開催
●海洋国家実験室は、NPOCE(北西太平洋海洋還流及び気候試験)2017年総会を開催し、中国、アメリカ、オーストラリア、日本、韓国等から20名余りの科学者が参加した。(6月12日付『青島日報』)
 
3.「蛟竜号」が青島に帰航
●15日、深海調査船「蛟竜号」を載せた中国海洋総合科学調査船「向陽紅09号」は、太平洋赤道付近において1年前に投じた浮標の回収に成功し、22日夕方青島に帰港する予定。(6月16日付『青島日報』)