荏原青島工場の訪問

令和6年4月22日
 4月18日、斎藤総領事は青島荏原環境設備有限公司を訪問しました。同工場では、主にごみ焼却施設で使う焼却炉やボイラーなどを製造しています。
 100年企業である荏原制作所は、中国でも11カ所の拠点で風水力や精密電子をはじめとする「ものづくり」事業を展開していますが、環境関連を扱っているのは青島荏原の工場だけだそうです。
 中国ではごみ焼却施設の一施設当たりの処理量が日本の数倍に及ぶため、ごみを効率的に処理するための高い技術が求められています。荏原製の優れた技術を活用している中国国内の焼却場は着実に増え、これまでに64カ所に達しているとのこと。今後も荏原が中国の環境課題に大きく貢献していくことが期待されます。