山口銀行杯日本語弁論大会の開催

令和6年6月3日
 6月1日、第22回「山口銀行杯」日本語弁論大会大学生の部決勝戦が青島市外事弁公室、青島市教育局及び山口銀行の主催により、青島市で開催されました(当館後援)。
 
 当日は、青島市内の大学・専門学校計13校から選抜された各校の代表者が集結し、各自の経験や視点を盛り込んだ魅力的なスピーチで、日頃の日本語学習の成果を競い合いました。
 
 斎藤総領事は挨拶において、外国語の学習環境において、現代を生きる私たちは通訳や辞書、ましてやスマホもない過去の先人たちの苦労を思えば、遙かに恵まれた環境にある私達の外国語学習の成果は国際間の相互理解や友好親善という形でもっと実を結んでいても不思議ではないとして、日本語学習を目指す一人一人の努力が、将来の日中関係を大きく発展させる礎となることを期待する旨述べました。
 
 山口銀行杯日本語弁論大会は、1992年に開催されて以降、30年以上にわたり青島市の日本語学習者にとって重要なプラットフォームとなっているだけでなく、地方交流を含む日中の友好交流や相互理解の促進に貢献してきました。当館は、今後とも多くの方が本大会を通じて日中の友好交流に携わっていくことを願っています。