福田康夫元首相の尼山世界文明フォーラムご出席

令和6年7月11日
 7月10日、曲阜市で開催された第10回尼山世界文明フォーラムの開幕式において、日本から来訪された福田康夫・国際儒学連合会理事長(元日本国首相)がご挨拶されました。

 その中で福田理事長は、日本で発行された新紙幣のデザインに100年前に活躍した渋沢栄一が採用されたことに触れつつ、同人が唱えた「道徳経済合一説」(正しい道理による富でなければ続かない)の根源は儒学にあり、これは儒学が時空を超えて普遍的であることの証である旨の紹介がありました。

 儒学が現代にも息づく理念であり、世界全体の普遍理念であり、平和の理念でもあるとの内容は、多くの出席者から高い評価を得ました。