全日本空輸株式会社(ANA)日本⇔青島線就航30周年記念式典の開催

令和6年9月12日
 青島市にとっての国際線第一便は、1994年に日本との間で就航したANAでした。
 今年はそれから30周年を迎えますが、第一便の就航した9月7日、青島胶東国際空港で記念式典が開催されました。式典には、中原伸ニ・ANA執行役員員兼中国総代表をはじめとするANA関係者及び能勢稔彦・青島日本人会会長が出席し、当館からも福田副領事が参加しました。
 式典では、以前青島支店長も長年務めておられた中原総代表から、勤務当時を偲びつつの「青島愛」に溢れる挨拶とともに、当地協力会社の代表の方々に対する記念トロフィーの授与が行われました。
 ANAと中国との関係は、1972年の日中国交正常化の直前、日本の航空会社として戦後初めて、中国上海舞劇団一行を乗せたチャーター便が羽田から上海に向けて運航したことに遡ります。その日の虹橋空港では3000人を超える人々が歌や踊りで熱烈な歓迎を受けたそうです。
 以後52年間、ANAは中国国内とのネットワークを着実に拡げてきました。コロナの影響はまだ残っているものの、既に中国7都市と日本との間で路線を復航しています。今後の早期の全面復航、そして日中関係の更なる発展に向け路線の拡大が期待されます。