ニッスイの中国法人並びに青島合弁会社の訪問
令和6年9月14日
9月11日、斎藤総領事は青島市にあるニッスイの中国法人(青島日水食品研究有限会社)、並びに合弁会社(中文: 山東山孚日水有限公司) を訪問しました。
ニッスイは白身魚の売上高が世界一(約10%)を誇る日本を代表する水産食品会社の一つです。今年で創設20周年を迎えた山孚日水は、ニッスイが山東省だけでも17か所有する生産拠点(中国全土では24か所)の中で主力工場の 位置づけにあります。
山孚日水の工場では、北米やニュージーランド産の魚類を使った切身やフライなどのを冷凍加工品の製造が主力で、約80%が日本向けとのことです。その冷凍技術を生かし、山東省の野菜を使ったお弁当用の惣菜セットも生産しています。
当日見学したのはこの惣菜セットの生産ラインでしたが、日本のコンビ二弁当でよく見かける小分けされた惣菜セットが、日本ならではの食品に見えつつも、実は手間がかかることもあり、近年はこの工場をはじめとする中国産に大きく依存していることを知り驚きました。
青島日水では昨年来、日本向け商品に加え、中国国内販売シェアを更に伸ばすべく、中国人向けの商品開発も積極的に進めており、その第一弾となるカニかまの商品がこの8月から青島で販売され始めたそうです。
中国では輸入が制限されていますが、実はニッスイ全体としては、イワシ油のEPAやDHAという成分を抽出した健康サプリ(心疾患リスクや血中中性脂肪の低下に有効)も主力分野の一つです。今後、100年企業としての豊富な経験を生かし、ニッスイの優れた水産加工技術が中国の皆さんの食卓や健康により広く貢献することを願っています 。

ニッスイは白身魚の売上高が世界一(約10%)を誇る日本を代表する水産食品会社の一つです。今年で創設20周年を迎えた山孚日水は、ニッスイが山東省だけでも17か所有する生産拠点(中国全土では24か所)の中で主力工場の 位置づけにあります。
山孚日水の工場では、北米やニュージーランド産の魚類を使った切身やフライなどのを冷凍加工品の製造が主力で、約80%が日本向けとのことです。その冷凍技術を生かし、山東省の野菜を使ったお弁当用の惣菜セットも生産しています。
当日見学したのはこの惣菜セットの生産ラインでしたが、日本のコンビ二弁当でよく見かける小分けされた惣菜セットが、日本ならではの食品に見えつつも、実は手間がかかることもあり、近年はこの工場をはじめとする中国産に大きく依存していることを知り驚きました。
青島日水では昨年来、日本向け商品に加え、中国国内販売シェアを更に伸ばすべく、中国人向けの商品開発も積極的に進めており、その第一弾となるカニかまの商品がこの8月から青島で販売され始めたそうです。
中国では輸入が制限されていますが、実はニッスイ全体としては、イワシ油のEPAやDHAという成分を抽出した健康サプリ(心疾患リスクや血中中性脂肪の低下に有効)も主力分野の一つです。今後、100年企業としての豊富な経験を生かし、ニッスイの優れた水産加工技術が中国の皆さんの食卓や健康により広く貢献することを願っています 。
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