和歌山県青少年交流団の山東省訪問

令和6年9月27日
 和歌山県と山東省の友好都市提携40周年を記念した青少年交流事業として、9月2日から7日の期間、和歌山県青少年交流団が山東省を訪れました。今回の訪中団は、和歌山県の大学生•大学院生•社会人計37名で構成され、青島市、済南市、泰安市、曲阜市をそれぞれ訪問しました。
 青島市では、当地を代表する企業「海信集団」(ハイセンス)を見学し、先端技術を駆使した工場現場を参観した他、当館主催の歓迎会に参加し、総領事をはじめとする館員と交流を行いました。
 済南市では、大明湖及び百花州歴史文化街区の見学を行なった他、山東財経大学にて当地の大学生と切り絵体験を含めた学生交流に参加しました。
 泰安市と曲阜市では、著名な観光地である泰山や尼山聖境及び世界文化遺產である孔府•孔子廟の見学を行い、曲阜師範大学の中外⻘少年交流基地では、伝統衣装の試着を含む交流イベントが実施されました。
 今回の訪中プログラムは、青少年交流団員の方々にとって、当地の経済状況や伝統文化を肌で感じる貴重な機会になったと確信しているとともに、当地大学生との交流を通じ中国に対する親近感を持ってもらえれば幸いです。
 当館としては、このような日中青少年交流は相手国への理解を深める非常に重要なきっかけと考えており、実際の交流を通じて、より多くの青少年が相手国への関心を高め、次世代の日中関係を築く担い手となってくれることを期待しつつ、引き続き青少年交流イベントを積極的に支援していきたいと考えています。