東営市で活躍する独資企業の訪問
令和6年11月21日
11月18日 、斎藤総領事は東営市で活動する日本の独資企業のうち駐在員のいる2社(東営朝日塑料制品有限公司、東営安川機電控制有限公司) を訪問しました。
日本有数の電動工具メーカーにマキタ株式会社がありますが、同社にプラスチック製品と金型を納めているのが朝日理化株式会社(朝日テクノグループ)です。朝日塑料はその朝日理化が海外に有する唯一の生産拠点で、中国マキタ向けに電動工具用のプラスチック部品を製造しています。工場内の成形機から飛び出してくる部品類を見ていると、なぜかプラモデルに熱中していた幼い頃を思い出してしまいました。
東営安川機電は産業用ロボット業界で世界四強の一つに数えられる株式会社安川電機の孫会社にあたります。安川電機といえば、創業者が当時日本に滞在していた孫文と懇意にしていたことでも有名です。工場玄関には孫文直筆による「世界平和」の額縁写真が飾られています。東営安川機電では中国の安川グループ向けに、主に産業用ロボットのコントローラに使われるプリント基板への半導体や電子部品の実装作業を行っています。小さな基板に1000個以上の電子部品を実装するための整然とした流れ作業は実に壮観です。
両社が東営市を投資先に選んだ理由は、現地政府等からの誘致、納品先との位置関係、黄河河口域の将来性など様々だったようですが、いずれも進出して10年以上の実績を重ね、日本及び中国国内の日本企業の生産活動にかけがえのない存在となっています。大きな都市部に依存するだけでない日本企業の多様な選択肢を知り、大変に心強い思いがしました。
日本有数の電動工具メーカーにマキタ株式会社がありますが、同社にプラスチック製品と金型を納めているのが朝日理化株式会社(朝日テクノグループ)です。朝日塑料はその朝日理化が海外に有する唯一の生産拠点で、中国マキタ向けに電動工具用のプラスチック部品を製造しています。工場内の成形機から飛び出してくる部品類を見ていると、なぜかプラモデルに熱中していた幼い頃を思い出してしまいました。
東営安川機電は産業用ロボット業界で世界四強の一つに数えられる株式会社安川電機の孫会社にあたります。安川電機といえば、創業者が当時日本に滞在していた孫文と懇意にしていたことでも有名です。工場玄関には孫文直筆による「世界平和」の額縁写真が飾られています。東営安川機電では中国の安川グループ向けに、主に産業用ロボットのコントローラに使われるプリント基板への半導体や電子部品の実装作業を行っています。小さな基板に1000個以上の電子部品を実装するための整然とした流れ作業は実に壮観です。
両社が東営市を投資先に選んだ理由は、現地政府等からの誘致、納品先との位置関係、黄河河口域の将来性など様々だったようですが、いずれも進出して10年以上の実績を重ね、日本及び中国国内の日本企業の生産活動にかけがえのない存在となっています。大きな都市部に依存するだけでない日本企業の多様な選択肢を知り、大変に心強い思いがしました。
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