第19回山口銀行留学生及び研修生の集い

令和6年12月19日
 12月8日、山口銀行青島支店の主催で、第19回山口銀行留学生及び研修生の集いが開催され、当館から斎藤総領事が出席し挨拶を行いました。
 同行は1986年から2019年までの間、毎年、青島市政府等からの推薦者を下関市立大学へ派遣する事業を行っており、その数は延べ60名以上に及びます。またこれら留学・研修経験者を対象とした交流会を毎年開催しており、今年で第19回目を迎えました。
 参加者からは一様に、下関市に対する親しみを強く感じるとともに、帰国後も各自の立場で日中友好に貢献しておられ、既に退職された方の中にもいまだに熱心に日中友好を願っておられる方が多いことが窺われ、大変心強く思いました。
 このように帰国後も関係者が集まれる機会は稀です。人的交流の成果は必ずしも数字で評価できるものではありませんが、山口銀行が本来業務に加え青少年交流に果たしてきた役割は極めて大きなものがあります。当館としては、同行の長年にわたる貢献に敬意を表するとともに、帰国した留学生・研修生の方々がこのネットワークを大切にし、今後も当地における日中の架け橋役として貢献されることを期待しています。