日照で見つけた日本人建築家の作品「在水美術館」
令和6年12月27日
先日、斎藤総領事は日照市五蓮県にある在水美術館を訪問しました。同施設は既成概念を覆す自由な発想で有名な日本人建築家・石上純也氏が手がけたもので、2023年に完成したばかりです。施設を含む周囲の風景自体が「美術館」を構成しており、施設内に著名な美術品が展示されているわけではありません。まさにユニークな発想をそのまま体現しています。
その名のとおり、施設は外から見ると、まるで水に浮かんでいるかのように見えます。全長1キロの細長い形状をしているため、地上からその全景を見ることはできません。美術館は白鹭湾度假村というエリアの中にあるのですが、エリアの後方にある入口までは側道を歩き、そこから施設に入りエリアの前方に位置する出口に戻ってくる形となるので、見学には計2キロを歩く覚悟が必要です。
見学を始めると、まず施設内に池の水が入ってきているのに驚かされます。両側のガラスの窓の下に隙間が空いていて、外の湖と繫がっているのです。小魚も行き来していました。屋内なのに屋外にいるような不思議な感覚に陥ります。このように、内と外の境界があいまいなのも、この美術館の特徴の一つです。
また、この美術館はなぜかチョコレートがテーマとなっています。原料であるカカオの説明から始まり、通路を進むにつれ、カカオからチョコレートになる過程を知ることができます。所々に試食コーナーも設けられているので、1キロの道のりも長く感じることはありません。
このように、日本の新鋭の芸術家の作品を山東省でも楽しむことができるのは嬉しい限りです。この不思議な感覚を、皆さんも体験してみませんか。


その名のとおり、施設は外から見ると、まるで水に浮かんでいるかのように見えます。全長1キロの細長い形状をしているため、地上からその全景を見ることはできません。美術館は白鹭湾度假村というエリアの中にあるのですが、エリアの後方にある入口までは側道を歩き、そこから施設に入りエリアの前方に位置する出口に戻ってくる形となるので、見学には計2キロを歩く覚悟が必要です。
見学を始めると、まず施設内に池の水が入ってきているのに驚かされます。両側のガラスの窓の下に隙間が空いていて、外の湖と繫がっているのです。小魚も行き来していました。屋内なのに屋外にいるような不思議な感覚に陥ります。このように、内と外の境界があいまいなのも、この美術館の特徴の一つです。
また、この美術館はなぜかチョコレートがテーマとなっています。原料であるカカオの説明から始まり、通路を進むにつれ、カカオからチョコレートになる過程を知ることができます。所々に試食コーナーも設けられているので、1キロの道のりも長く感じることはありません。
このように、日本の新鋭の芸術家の作品を山東省でも楽しむことができるのは嬉しい限りです。この不思議な感覚を、皆さんも体験してみませんか。





