青島の東京山へ訪れました!
令和7年2月21日
青島にも「東京」の名前が付く地名があります。
2月17日、斎藤総領事は 、正月二十日縁日 (中文:庙会)の青島東京仙府(東京山)を見学に訪れました。
崂山の北部、即墨区に位置する東京山は、海抜107メートルで東シナ海を眺む風光明媚な場所に立地しています。ここにある仙府の歴史は明代の1388年に遡ると言われ、当時北京で大疫病が発生した際の患者救済など数々の逸話を有し、悩みや災難を解消する守り神として今でも地元民から厚い信仰を得ています。
年間に数回行なわれる縁日の中では正月二十日が最も盛大とのこと。参道に並ぶ屋台、鳴り響く爆竹、立ち込める線香の煙という縁日らしい雰囲気の中、この日も多くの参拝客で賑わっていました。また老酒(注:紹興酒に似た味の地元酒)で有名な即墨らしく、たくさんの老酒の瓶が供え物として扱われているのは独特でした。残念ながら屋台で売っていた老酒はお土産用ではありませんでした...。
日本の東京とはイメージが全く異なりますが、なんとなく日本の神社仏閣で行われている縁日の原点を垣間見たような気になりました。東シナ海のはるか先にある日本を思い浮かべつつ、今に続く両国間の精神文化の共通性に思いを馳せる良い機会となりました。
2月17日、斎藤総領事は 、正月二十日縁日 (中文:庙会)の青島東京仙府(東京山)を見学に訪れました。
崂山の北部、即墨区に位置する東京山は、海抜107メートルで東シナ海を眺む風光明媚な場所に立地しています。ここにある仙府の歴史は明代の1388年に遡ると言われ、当時北京で大疫病が発生した際の患者救済など数々の逸話を有し、悩みや災難を解消する守り神として今でも地元民から厚い信仰を得ています。
年間に数回行なわれる縁日の中では正月二十日が最も盛大とのこと。参道に並ぶ屋台、鳴り響く爆竹、立ち込める線香の煙という縁日らしい雰囲気の中、この日も多くの参拝客で賑わっていました。また老酒(注:紹興酒に似た味の地元酒)で有名な即墨らしく、たくさんの老酒の瓶が供え物として扱われているのは独特でした。残念ながら屋台で売っていた老酒はお土産用ではありませんでした...。
日本の東京とはイメージが全く異なりますが、なんとなく日本の神社仏閣で行われている縁日の原点を垣間見たような気になりました。東シナ海のはるか先にある日本を思い浮かべつつ、今に続く両国間の精神文化の共通性に思いを馳せる良い機会となりました。
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