日本経済同友会の青島訪問

令和7年3月21日
 3月18日、日本経済同友会の中国委員会一行(団長:池田潤一郎・商船 三井会長)が青島市を来訪しました。経済同友会は日本の経済三団体の一つで、会員は企業家が個人の資格で参加し、自由な議論を通じ諸課題に対し社会に提言を行う点が特徴です。
 一行は、張恵・市党委副書記を表敬したほか、地元の主要企業・施設の視察、日中企業座談交流会に出席するなど精力的に日程をこなし、青島の魅力や優位性につき理解を深めました。
池田団長によればコロナ後、中国へのミッション派遣は今回が3回目で、これらの経験を通じた感想として、昨今の複雑な国際状況下でも日本企業家の間では中国ビジネスへの期待感は大きいとのことです。また実際に現地の状況を見聞きする重要性を指摘されていました。
 日本と青島及び山東省との間には、長年にわたる交流実績を通じ深い経済依存関係が存在しますが、諸事情に阻まれその利点や魅力がうまく日本側に伝わっていない面があります。今後も多くの日本の企業関係者が当地を来訪し、実体験を通じ将来の可能性を感じることを通じて、既存の相互依存関係の基礎の上に、現在の二ーズに合った新たな日中ビジネスモデルが展開されていくことを期待しています。