代理申請機関・指定旅行社との意見交換会の開催

令和7年5月29日
 中国における日本の在外公館では、中国人に対する日本査証(ビザ)を発給するにあたり、個人からの直接申請は認めておらず、各公館が選定した指定旅行社(観光目的)または代理申請機関(観光以外の商用や留学・就労などの長期滞在用)を通じて申請させるシステムとなっています。そのため、適正な申請内容を確保する上で、これら団体への指導は重要です。
 当館は5月13日及び22日に当地の代理申請機関と指定旅行社のそれぞれを対象にした意見交換会を開催しました。
コロナ禍が終わった後、代理申請機関との意見交換会は今回が初の試みであり、指定旅行社との会は昨年に続き2回目の開催となりました。
 今回の意見交換会では、当館館員から査証申請制度等に係る説明や注意喚起を行ったほか、業務内容に関する意見交換を行いました。また指定旅行社との意見交換会では、インバウンド促進に向け全日空青島支店関係者による同社PRも併せて行われました。
 当館としては今後とも、このような機会を活用し、当地査証機関との信頼関係や協力関係を深め、適正な申請方法の普及や業務の効率化・迅速化を図るとともに、訪日観光客の増加及び人的往来活性化に向けた取組を積極的に実施していきたいと思います。