2025「手作天成」国際アート&ライフスタイル展の開催

令和7年6月4日
 5月26日から6月4日、青島市崂山区个杯堂杯子博物館において2025「手作天成」国際アート&ライフスタイル展が開催されるに際し、26日に行われた開幕式に、当館を代表して小山首席領事が出席しました。
 この展覧会では、日中韓3カ国の芸術家による陶器、絵画、伝統手工芸等の作品を楽しむことができます。日本からはNPO法人山梨県中国語・国際交流会のアレンジで、山梨県在住のアーティスト・石田泰道氏が和紙を使って作成した作品を出品しています。石田氏はこれまでも中国各地の展覧会に参加し、また、中国のアーティストたちと長年交流を続けてきた方です。また、福岡にありますNPO法人国際宋徽宗書画芸術研究院の秦生理事長はお弟子さんたちと共に、素晴らしい工筆画作品を出品されています。秦生理事長は、福岡において長年、書画を通じて日中文化交流に携わってきた方で、日本、中国、台湾など各地で様々な展覧会を開催しており、今回は久しぶりに青島での展覧会参加とのことです。
 2025年及び2026年は日中韓文化交流年として、日中韓3カ国において様々な文化交流イベントが行われます。地理的、歴史的そして文化的にも、日本や韓国と縁の深い山東省青島市において、このような展覧会が行われることは大変意義深いものがあります。このような民間交流を通じて、日中韓3カ国の協力関係が一層広がっていくことを期待しています。