下関市国際課長の青島訪問
令和7年6月16日
5月21日から24日にかけて、下関市役所の神田剛・国際課長が青島市を訪問しました。青島に到着された初日に当館を来館され、当館斎藤総領事から日本と山東省・青島市の関係性等について紹介を行ったほか、今後の青島市との各種分野における交流について意見交換を行いました。
下関市と青島市は長い友好関係を有しており、去年の友好都市45周年で醸成された友好ムードを活かし、今年も両市間で活発な交流が行われることを期待するとともに、当館としても引き続き両市を含む地方交流の支援に尽力していきたいと思います。
なお、今回は特別に神田課長に今次訪問の感想や今後の両市交流等について話を伺いましたので、皆さんにご紹介します。
Q1.今回の青島訪問のご感想を教えてください。
青島市への訪問は、2023年(令和5)以来となります。私が最初に青島市を訪れたのは2001年(平成13)です。当時は港湾局で勤務しており、ポートセミナーの担当として訪れました。その後、国際課で友好都市25周年の担当として、その後、2017年国際課に再び配置替えとなり、幾度となく訪問させていただいています。最初に訪問してから約25年経過し、もともと近代と歴史の融合した特徴的な街であったのが、一層住みやすくなり、また、地下鉄のおかげで随分と交通渋滞も改善されたように感じました。
Q2.下関市と青島市は去年友好都市締結45周年を迎えました。地方交流が長続きする秘訣や交流促進の上で心掛けていることを教えてください。
下関市と青島市は、山東省で初めての友好都市であり、下関市は青島市の友好都市第1号でもあります。昨年、友好都市締結45周年を迎えました。この間、企業や行政交流団の派遣、文化交流、青少年交流、スポーツ交流と様々な交流を行ってきましたが、途絶えず継続しているのは青少年交流です。本事業は1990年(平成2)から開始し、途中中断もありましたが、現在も実施している事業です。開始から35年間で275名の小中学生を青島市に派遣し、友好を深めてきました。記憶に新しいコロナ禍のお互いに往来ができない時期においても、オンラインで交流を続けてきました。 交流が長続きする秘訣はわかりませんが、何か一つでも継続することはとても大事なことだと思います。
Q3.去年は下関市小学生による青島市訪問や下関市立大学学生の語学研修など、青少年交流が活発に行われました。今後の青少年交流について計画等があればお聞かせください。
先ほども申し上げたとおり、今年度も青少年交流を中心に行います。7月には、青島市からの招聘により、大学生の交流を行います。また、8月には、北京で開催される卓球大会に青島市と下関市の中学生が合同で団体戦に出場したり、青島市からの小学生訪問団を受け入れたりします。そして、10月には下関市の小学生を青島市に派遣し交流を行う予定です。
Q4.大阪関西万博も始まり、山東省からも多くの観光客が日本を訪問すると予想されます。最後に、旅行先としての下関市の魅力をご紹介ください。
下関市は、新鮮な魚介や美しい海が自慢の海峡の街であり、時代と時代の節目に登場し、歴史の舞台となってきた街でもあります。下関市での過ごし方としては、歴史の舞台を散策したあと、おいしい料理やお酒を堪能し、星空の下ゆっくりと温泉につかって疲れをとっていただくというコースをぜひおすすめしたいですね。
下関市と青島市は長い友好関係を有しており、去年の友好都市45周年で醸成された友好ムードを活かし、今年も両市間で活発な交流が行われることを期待するとともに、当館としても引き続き両市を含む地方交流の支援に尽力していきたいと思います。
なお、今回は特別に神田課長に今次訪問の感想や今後の両市交流等について話を伺いましたので、皆さんにご紹介します。
Q1.今回の青島訪問のご感想を教えてください。
青島市への訪問は、2023年(令和5)以来となります。私が最初に青島市を訪れたのは2001年(平成13)です。当時は港湾局で勤務しており、ポートセミナーの担当として訪れました。その後、国際課で友好都市25周年の担当として、その後、2017年国際課に再び配置替えとなり、幾度となく訪問させていただいています。最初に訪問してから約25年経過し、もともと近代と歴史の融合した特徴的な街であったのが、一層住みやすくなり、また、地下鉄のおかげで随分と交通渋滞も改善されたように感じました。
Q2.下関市と青島市は去年友好都市締結45周年を迎えました。地方交流が長続きする秘訣や交流促進の上で心掛けていることを教えてください。
下関市と青島市は、山東省で初めての友好都市であり、下関市は青島市の友好都市第1号でもあります。昨年、友好都市締結45周年を迎えました。この間、企業や行政交流団の派遣、文化交流、青少年交流、スポーツ交流と様々な交流を行ってきましたが、途絶えず継続しているのは青少年交流です。本事業は1990年(平成2)から開始し、途中中断もありましたが、現在も実施している事業です。開始から35年間で275名の小中学生を青島市に派遣し、友好を深めてきました。記憶に新しいコロナ禍のお互いに往来ができない時期においても、オンラインで交流を続けてきました。 交流が長続きする秘訣はわかりませんが、何か一つでも継続することはとても大事なことだと思います。
Q3.去年は下関市小学生による青島市訪問や下関市立大学学生の語学研修など、青少年交流が活発に行われました。今後の青少年交流について計画等があればお聞かせください。
先ほども申し上げたとおり、今年度も青少年交流を中心に行います。7月には、青島市からの招聘により、大学生の交流を行います。また、8月には、北京で開催される卓球大会に青島市と下関市の中学生が合同で団体戦に出場したり、青島市からの小学生訪問団を受け入れたりします。そして、10月には下関市の小学生を青島市に派遣し交流を行う予定です。
Q4.大阪関西万博も始まり、山東省からも多くの観光客が日本を訪問すると予想されます。最後に、旅行先としての下関市の魅力をご紹介ください。
下関市は、新鮮な魚介や美しい海が自慢の海峡の街であり、時代と時代の節目に登場し、歴史の舞台となってきた街でもあります。下関市での過ごし方としては、歴史の舞台を散策したあと、おいしい料理やお酒を堪能し、星空の下ゆっくりと温泉につかって疲れをとっていただくというコースをぜひおすすめしたいですね。
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