青島聯合包装の訪問
令和7年9月12日
9月4日、斎藤総領事は青島聯合包装有限公司を訪問しました。1909年の創設で「100年企業」の仲間入りをしているレンゴー(株主)は、ダンボールの生産量が日本国内シェアのトップを誇る紙製包装資材メーカーです。
中国には沿海地域に5か所のダンボール生産工場を有しており、そのうちの一つが1996年に設立された青島聯合包装です。当初は青島最古の歴史を持つ国有企業との合弁であったこともあり、その後2009年に完全独資化した後も当時の優良な地場企業の顧客を多く引き継ぐことができ、今でも中国企業の顧客が9割以上を占める点が、日系企業を主顧客とする他工場と異なっています。代表的な顧客には青島ビールがあり、山東省内の工場向けだけでなく輸出用のダンボール箱も引き受けているそうです。
中国におけるダンボール需要の伸びは著しいものがあります。2002年に日本の需要を超えたと思ったら、その数年後にはアメリカも超えて世界最大となり、今では日本と6倍以上もの差があるそうです。工場内では、見慣れた各種デザインの青島ビールのダンボール紙が、あちらこちらですごい勢いで製造されていました。また、ラインから出る端材や不良品は、そのまま製紙工場に売却されるとのことで、「リサイクルの優等生」と言われるダンボールの、単なる包装材という役割を超えた汎用性も感じることもできました。
合弁時代からの老舗としてのブランド力もありますが、やはりレンゴー製品の魅力は、その品質の信頼性、設計の提案力、不良品の少なさなどにあります。昨今の経済情勢、同業他社の成長という状況下でも、需要拡大に応えるべく健闘を続けているレンゴー。ささやかながら、今日から青島ビールの飲量を増やすことから応援を始めたいと思います!


中国には沿海地域に5か所のダンボール生産工場を有しており、そのうちの一つが1996年に設立された青島聯合包装です。当初は青島最古の歴史を持つ国有企業との合弁であったこともあり、その後2009年に完全独資化した後も当時の優良な地場企業の顧客を多く引き継ぐことができ、今でも中国企業の顧客が9割以上を占める点が、日系企業を主顧客とする他工場と異なっています。代表的な顧客には青島ビールがあり、山東省内の工場向けだけでなく輸出用のダンボール箱も引き受けているそうです。
中国におけるダンボール需要の伸びは著しいものがあります。2002年に日本の需要を超えたと思ったら、その数年後にはアメリカも超えて世界最大となり、今では日本と6倍以上もの差があるそうです。工場内では、見慣れた各種デザインの青島ビールのダンボール紙が、あちらこちらですごい勢いで製造されていました。また、ラインから出る端材や不良品は、そのまま製紙工場に売却されるとのことで、「リサイクルの優等生」と言われるダンボールの、単なる包装材という役割を超えた汎用性も感じることもできました。
合弁時代からの老舗としてのブランド力もありますが、やはりレンゴー製品の魅力は、その品質の信頼性、設計の提案力、不良品の少なさなどにあります。昨今の経済情勢、同業他社の成長という状況下でも、需要拡大に応えるべく健闘を続けているレンゴー。ささやかながら、今日から青島ビールの飲量を増やすことから応援を始めたいと思います!





