こうべ邦楽ワークショップの青島・済南公演
令和7年11月13日
10月24日から28日にかけて、邦楽団体「こうべ邦楽ワークショップ」が青島市と済南市を訪問し、演奏会が行われました。
「こうべ邦楽ワークショップ」は、邦楽の普及と発展を目的に神戸市で2000年に発足しました。現在は2028年の日中平和友好条約締結50周年に向けて中国各地で演奏会を行う「日中音の架け橋プロジェクト」を進めており、今回はその一環として当地を訪れました。計7名の構成メンバーのうち、4名が大学生でした。
24日は青島日本人学校、25日は第13回青島ジャパンディにて演奏会を行った他に特設会場で邦楽体験会も行われ、多くの参加者に箏や尺八、三味線の魅力を体感してもらいました。
27日は済南市の山東師範大学「ふれあいの場」の協力により学内で公演を実施し、日本語科学生を中心とした50名を超える参加者に演奏を聴いてもらいました。日本の伝統的な箏曲に加え、ボカロ曲「千本桜」の演奏は多くの学生を魅了し、邦楽への理解を深める貴重な機会となりました。また公演後には、日中の大学生間で活発な質疑応答が行われたほか、最後には「ふれあいの場」に対する琴の寄贈式も行われました。「こうべ邦楽ワークショップ」は、本イベントを足掛かりに他地域の「ふれあいの場」でも演奏会を計画しているようで、中国各地での活躍を期待しています。
当館としては引き続き、このような草の根レベルでの日本文化団体によるイベントの機会が少しでも増えるよう、積極的に支援していきたいと考えています。


「こうべ邦楽ワークショップ」は、邦楽の普及と発展を目的に神戸市で2000年に発足しました。現在は2028年の日中平和友好条約締結50周年に向けて中国各地で演奏会を行う「日中音の架け橋プロジェクト」を進めており、今回はその一環として当地を訪れました。計7名の構成メンバーのうち、4名が大学生でした。
24日は青島日本人学校、25日は第13回青島ジャパンディにて演奏会を行った他に特設会場で邦楽体験会も行われ、多くの参加者に箏や尺八、三味線の魅力を体感してもらいました。
27日は済南市の山東師範大学「ふれあいの場」の協力により学内で公演を実施し、日本語科学生を中心とした50名を超える参加者に演奏を聴いてもらいました。日本の伝統的な箏曲に加え、ボカロ曲「千本桜」の演奏は多くの学生を魅了し、邦楽への理解を深める貴重な機会となりました。また公演後には、日中の大学生間で活発な質疑応答が行われたほか、最後には「ふれあいの場」に対する琴の寄贈式も行われました。「こうべ邦楽ワークショップ」は、本イベントを足掛かりに他地域の「ふれあいの場」でも演奏会を計画しているようで、中国各地での活躍を期待しています。
当館としては引き続き、このような草の根レベルでの日本文化団体によるイベントの機会が少しでも増えるよう、積極的に支援していきたいと考えています。

