2025山東・日本産業発展マッチング交流会
令和7年11月13日
10月29日、済南市で「2025山東・日本産業発展マッチング交流会」が開催され、当館から小山久子副総領事が出席しました。この交流会は、第4回儒教商大会の一環として開催されたもので、ヘルスケア、新エネルギー、貿易、流通等の重点産業に焦点を当て、済南市と日本の企業や経済団体等との間に交流協力の場を提供するという目的で開催されたものです。葛慧君山東省政協主席、于海田済南市長をはじめとする山東省や済南市政府関係者や済南市の企業関係者、日本側からは徳永貴司・中国日本商会渉外委員会委員(丸紅株式会社中国副総代表)、小野寺修・JETRO北京事務所長(兼北東アジア地域総代表)など、中国でビジネスを展開している多くのビジネス関係者が出席しました。
宋耀明・全国日本経済学会副会長による基調講演では、今後の日本と中国との協力については、ハイエンド技術分野での共同開発、ヘルスケア産業やグリーン低炭素分野、現代農業、デジタル経済やスマート都市建設などの分野での協力が期待されるとの発言がありました。また、日中国交正常化前後から長年にわたり中国でビジネスを展開されてきた日本企業に加え、創業から数年の企業も参加しており、自社の持つ強み、済南市でのビジネスに対する期待感についてのプレゼンが行われました。
済南市は山東省の省都ですが、日中ビジネスの観点ではとかく青島などに注目が集まりがちで、省都として本来有する優位性が必ずしも十分に発揮されていない印象があります。その意味で今回のマッチング交流会は、日中双方の企業にとりビジネス拡大に向けてヒントを得る有意義な機会になったと思います。今後とも済南市でこのような対話の機会が増えることを期待するとともに、当館としても当地での経済交流の促進に向け引き続き積極的に支援していきたいと考えています。

宋耀明・全国日本経済学会副会長による基調講演では、今後の日本と中国との協力については、ハイエンド技術分野での共同開発、ヘルスケア産業やグリーン低炭素分野、現代農業、デジタル経済やスマート都市建設などの分野での協力が期待されるとの発言がありました。また、日中国交正常化前後から長年にわたり中国でビジネスを展開されてきた日本企業に加え、創業から数年の企業も参加しており、自社の持つ強み、済南市でのビジネスに対する期待感についてのプレゼンが行われました。
済南市は山東省の省都ですが、日中ビジネスの観点ではとかく青島などに注目が集まりがちで、省都として本来有する優位性が必ずしも十分に発揮されていない印象があります。その意味で今回のマッチング交流会は、日中双方の企業にとりビジネス拡大に向けてヒントを得る有意義な機会になったと思います。今後とも済南市でこのような対話の機会が増えることを期待するとともに、当館としても当地での経済交流の促進に向け引き続き積極的に支援していきたいと考えています。
