中国国際漁業博覧会の開催

令和7年11月13日
 10月29日~31日、青島・紅島国際会議展覧センターで中国国際漁業博覧会が開催され、日本からもJETROや日本養殖魚類輸出推進協会をはじめ多くの水産関連企業が出展しました 。初日には日本から来訪された農林水産省の局長一行とともに、当館の斎藤総領事も会場を訪れ、各日本企業を激励してまわりました。
 青島の国際漁業博は、米国のボストン、スペインのバルセロナと並び「世界三大漁業博」の一つと言われるだけあり、巨大な会場内は北欧や南米など遠方の国々を含む国際色が豊かでどこも賑わっており、各日本企業のブースでも商談が活発に行われていました。報道によれば50か国の1560社が出展していたそうです。
 現在、日中両国の政府間では、2023年以来輸入が制限されている日本産水産物の輸入再開に向け、交渉が進んでいます。一日も早く、日本の美味しく安全な水産物を再び中国の皆さんにも楽しんでもらえる日が来るよう、皆さんとともに交渉の進展を見守りたいと思います。