日本茶道体験イベントの実施

令和8年6月10日
 5月27日、当館は上海を拠点として活動する表千家中国担当の川岸友梨講師を青島市に招き、日本茶道体験イベントを開催しました。
 12世紀初頭に中国から伝来した茶道は、その後日本国内で独自文化として発展し、今では500以上の流派があると言われています。日本三大流派の一つである表千家は、16世紀に活躍した茶聖・千利休以来の伝統と格式を忠実に守っている流派として広く知られています。
 約30名の参加者は、茶道の歴史や発展、茶室・茶道具、抹茶等の説明を受け、日本茶道全般への理解を深めるとともに、川岸講師による呈茶のデモンストレーションを鑑賞した後、二人一組で呈茶体験を行いました。中には初めて茶筅を手にする参加者も多く、川岸講師の説明を真剣に聞きつつ、泡立てに苦戦したり(意外と難しい!)、和菓子の後に飲むお茶の美味しさに感動したりして、日本の茶道の魅力を五感で体験してもらいました。
 翌28日には、川岸講師は青島市内で開催された日中韓の茶道体験イベントにも参加しました。ここでは三か国の茶道専門家がそれぞれの国の伝統衣装で登場したこともあり観客の注目を集めました。開幕式に出席した斎藤総領事や柳韓国総領事も揃って、宋式中国茶の呈茶を体験しました。川岸講師はまた29日には済南市に赴き大学生向けにも同様の茶道イベントを主催し好評を博しました。
 当館としては引き続き、当地で日本文化に触れられる機会が少しでも増えるよう、積極的に国内外で活動する文化人と協力し、イベントの企画や支援をしていきたいと考えています。