保木の協力工場の訪問
令和8年6月15日
6月10日、斎藤総領事は胶州市 (青島市) にある保木株式会社の協力工場を訪問しました。保木は1929年創業という伝統のある肌着専門メーカーです。デザインから縫製まで一貫した生産管理体制を有しているのが強みで、多くの有名アパレル企業の肌着デザインを手掛けています。
同社の山東省との付き合いは1992年に遡ります。当初は貿易会社を通じての付き合いでしたが、2012年には自社の青島拠点を開設し、省内に約30か所もあった協力工場の集約化を図るとともに、より効率的な生産管理に努めてきました。
今回訪問したのはそんな協力工場の一つ (青島鑫博徕施工貿有限公司) です。1997年の設立以来ずっと日本向け専門に縫製作業を担ってきた経験が買われ、昨年から保木向けの肌着も手掛けています。工場を見学すると、昔ながらの手作業中心の光景が広がっていました。ロボット技術の発達が目覚しい中国ですが、小ロット多品種の対応が多い縫製工場では、まだ同じような状況が多いそうです。
保木は中小企業ながら、創業から肌着一筋、日本市場一筋、海外生産拠点は中国一筋と、三代目の体制となった今でもその経営方針は全くぶれることがありません。先代社長の保木敏雄氏は、肌着づくりを通じた長年の貢献が認められ、2013年に天皇陛下からの叙勲を受けています。
とかく時代に即した新たなビジネススタイルのみ注目されがちな世の中ですが、保木は「匠」の精神を貫き通す姿勢で中国にしっかりと根付いています。「山椒は小粒でもピリリと辛い」という言い方がありますが、このような「保木スタイル」が日本企業の対中ビジネス観に一つの有益な示唆を与えることを期待しています。
同社の山東省との付き合いは1992年に遡ります。当初は貿易会社を通じての付き合いでしたが、2012年には自社の青島拠点を開設し、省内に約30か所もあった協力工場の集約化を図るとともに、より効率的な生産管理に努めてきました。
今回訪問したのはそんな協力工場の一つ (青島鑫博徕施工貿有限公司) です。1997年の設立以来ずっと日本向け専門に縫製作業を担ってきた経験が買われ、昨年から保木向けの肌着も手掛けています。工場を見学すると、昔ながらの手作業中心の光景が広がっていました。ロボット技術の発達が目覚しい中国ですが、小ロット多品種の対応が多い縫製工場では、まだ同じような状況が多いそうです。
保木は中小企業ながら、創業から肌着一筋、日本市場一筋、海外生産拠点は中国一筋と、三代目の体制となった今でもその経営方針は全くぶれることがありません。先代社長の保木敏雄氏は、肌着づくりを通じた長年の貢献が認められ、2013年に天皇陛下からの叙勲を受けています。
とかく時代に即した新たなビジネススタイルのみ注目されがちな世の中ですが、保木は「匠」の精神を貫き通す姿勢で中国にしっかりと根付いています。「山椒は小粒でもピリリと辛い」という言い方がありますが、このような「保木スタイル」が日本企業の対中ビジネス観に一つの有益な示唆を与えることを期待しています。
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