関光ロジNEXTの青島拠点の訪問

令和8年7月3日
 6月29日、斎藤総領事は関光ロジNEXTの青島拠点を訪問しました。同社は青島市の友好都市・下関市に本社がある海運会社で、下関と韓国・中国の間で高速フェリーによる貨物輸送を行っています。
 青島と下関の友好都市関係が締結されたのは1979年です。翌年の1980年には早速、両市間の人的交流を目的とした「日中友好の船」が就航しました。 このフェリーを運航していたのが、関光ロジNEXTの前身・関光汽船の主導するSHKライングループです。その後2015年に至るまで、貨物とともに政府関係者、交換留学生、観光客など多くの市民交流の要として、友好関係の発展を支えてきました。今でも山東省各地で当時の往来を懐かしむ人は大勢います。
 時は流れ、2007年に開設した青島拠点が現在行っている業務は、高速フェリーを活用しての貨物輸送です。ルートは青島・韓国・下関と、蘇州・下関の2本があります。高速フェリーを使う強みは、一般のコンテナ船に比べリードタイムを含めたドア・トゥ・ドアの輸送時間が遥かに短く、また航空便と比べコストが遥かに安い点にあります。貨物は今も昔もアパレル関連が主力ですが、最近は衝撃に敏感な精密機器などの需要も増えているとのことです。
 この航空便と船便の中間型輸送形態への認知度が更に高まり、現代版「日中友好の船」の勇姿とともに、青島・下関の友好関係の存在感が再び大きな脚光を浴びる日が来ることを、皆さんとともに期待したいと思います。