千代田インテグレの煙台拠点の訪問

令和8年7月31日
 7月21日、煙台市に出張中の斎藤総領事は、千代田インテグレの煙台拠点 (中文: 千代達電子制造(山東)有限公司) を訪問しました。
 1955年創業の千代田インテグレは、フィルムなど柔らかい素材を組み合わせて加工するソフトプレス技術を生かし、OA、AV、通信、自動車関連など多岐にわたる高付加価値な機器部品を製造しています。
 同社は積極的な海外展開ぶりも特徴で、海外における売上げは全体の4分の3を占めます。中国には5か所の生産拠点を有し、煙台拠点は最も新しい2010年の設立です。国内外の工場はどこも同様に、地元顧客の二ーズに合わせ多品種の商品を扱っているとのことで、煙台拠点でも600種の原材料を使い分け700種もの製品を製造しています。
 煙台工場で加工される個々の製品は、細かなものが多い上、最終製品の一部として組み込まれるものなので、素人目にはその性能の善し悪しは分かりにくいのですが、フィルム、緩衝材、両面シール、シールドなど、実は私たちに身近な生活用品の多くに活用されています。身近なゲーム機器の中にも、しっかりと使われているそうですよ。
 同工場の製品は、中国国内の日系、外資系、中国系と様々な機器メーカーに出荷されています。どのメーカーの機器であれ、このような二ッチな分野で光を放つ日本企業の匠の技が生かされてこそ安心して使い続けることができている、そんなことをあらためて感じさせてくれる良い機会となりました。