和歌山県国際課長の山東省訪問

令和8年10月10日
 9月29日、斎藤総領事は山東省を訪問中の山下善夫・和歌山県企画部国際課課長と意見交換しました。山下課長は、9月27日から30日の日程で曲阜市を訪問し、孔子祭り(中文:丙午年公祭孔子大典)に出席された後に青島に立ち寄られたものです。フォロワーの皆様に課長からメッセージをいただきました。

(山下課長メッセージ)
 山東省と和歌山県は1984年以来の友好都市関係にあり、2024年、2025年に引き続き今年も当県をご招待いただきました。
 孔廟の大成殿へ続く石畳の道は古木に囲まれ、神聖かつ荘厳な空気に満ちていて、和歌山の世界遺産・高野山にも似た雰囲気を感じます。かつての魯の国の首都であったこの地で、孔子の思想や道徳観がはぐくまれ、世界へ広がっていったことを思うと大変感慨深いです。
 和歌山では1200年ほど前、空海(弘法大師)が真言宗を開き高野山を修行の中心地としました。時代や宗派、影響範囲は大きく異なりますが、孔子も空海も、突き詰めれば、「人々はどうすれば幸せに生きられるか」という共通した問いに向かっていたのだろうと思います。時代や地域が異なっても、私たちの「幸福」や「平和」を願う気持ちは同じです。
 山東省と和歌山県は、友好提携締結から今年で42年になります。長年の信頼関係と友好の証として、毎年、山東省にご招待いただけるのは、本当にありがたいことです。両県省の多くの人が頻繁に互いの地域を行き来し、直接会って交流することこそが、友好を深める第一歩だと思っています。今年9月には、山東省の民間農業視察団が和歌山にお越しになり、県内の産直市場や農業・食品関連施設を見学し、県民と交流いただきました。山東省からはるばる和歌山に訪問くださったことを大変嬉しく思います。和歌山県はこれからも、山東省との長年のご縁を大切にし、この友好が末永く続くよう尽力してまいります。山東省をはじめとする中国の皆様のご来県はいつでも大歓迎です。心よりお待ちしております。